R's Fragments


アレクセイ オズマンド ミラベル リリアーヌ エレノア フレデリック レイナード カタリナ ザルクト

ミラベル・

ラリュエット

Mirabelle Laruette

年齢: 16歳
身長: 158cm
体重: 50kg
性別: 女
種族: 魔人種
誕生日: 2/25(魚座)
好きなもの: 空想、贈り物をすること、お菓子作り
嫌いなもの: 毒、誰かを傷つけてしまうこと

人物 素直で朗らかな魔人種の少女。少々夢見がちで、時折妄想の世界に意識が飛んでしまうことも。
紫色の魔源石と毒の魔法の力を持つ。しかし本人は生き物を傷つける毒の力を好んでおらず、16歳になり街に出たことをきっかけに薬草師見習いとして他者を癒す方法を学びはじめた。

異種族ばかりの街で道に迷い、好奇の目を向けられて困っていたところをアレクセイに助けられた経験がある。その時から彼に密かな憧れを抱いており、いつかちゃんとお礼がしたいと思っている。

境遇 アルゲントゥム地方にある魔人の町ソルシエで生まれ、花とお菓子とおとぎ話が大好きなごく普通の少女として育つ。
魔人種には独特の儀礼や習わしがいくつかあり、彼女の母は娘が幼い頃から「決して悪魔と関わりを持ってはいけない、彼らに近づけば身を滅ぼしてしまう」と言い聞かせていた。 自分たちには遠い昔に交わってしまった悪魔の血が流れていて、そのせいで彼らに惹きつけられてしまうのだという。
他の家に生まれた魔人の子どもたちと同じように、彼女も悪魔という危険な存在のことは小さい頃から認識していたといえる。

ヒトをはじめとする他の種族と異なり、彼女の種族には第二次性徴を迎える頃に髪色の変化が訪れる。生まれつき亜麻色だったミラベルの髪は11歳のときに紫へと変色した。
魔人にとって髪色の変化は大人になることの第一歩であり、ヒトや亜人よりも一際強い魔力の発現を意味する大切な出来事として扱われる。しかし彼女にとっては、ずっと気に入っていた髪の色が変わってしまったこと、そして大好きな花々を触れただけで枯らしてしまう毒の力への目覚めは不幸せな出来事だった。
初めは周囲に心配されるほどに落ち込んでいたが、町の学校で魔力の制御を学ぶうちに少しずつ気持ちの整理がつき始め、守護色を身につけることへの抵抗も少なくなっていった。それでも毒の力そのものは好きになれず、反対に聖職者や薬草師といった人を癒す職業に憧れを持ち始める。

15歳になる頃には魔力を思い通りに扱えるようになり、一人前の魔人の女性すなわち魔女として「毒果の魔女」の名を一族の長から授かった。
傷ついた人を癒せる自分になることを目指し、16歳の年にテルミニアに移り住み薬草師の手伝いを始める。

内面 素直で明るく、のんびりした性格。人懐っこく誰に対しても分け隔てなく接するので、好かれようとしなくても自然に友達が増えていくタイプ。
想像力が豊かで、何かについて考え始めると現実そっちのけで空想に没頭してしまうことがある。前向きな想像をしている場合が多いが、ひとたび心配事について考え始めると不安でたまらなくなってしまう。

誰かを笑顔にしたり元気づけられる人はとても素晴らしい人だと考えていて、自分も誰かにとってそういう存在になりたいと思っている。相手が喜んでくれるのが嬉しいので、贈り物をしたり手作りのお菓子をお裾分けするのが好き。

容姿 紫色をした少し癖のある髪、灰青色の眼を持つ。右目の下に泣きぼくろがある。
魔女の髪には魔力が宿っており、持っている魔力を使い切ってしまうと地毛の色である亜麻色に戻るが、普通に生活している限り滅多に使い切ることはない。
体つきは丸みを帯びた女性らしいもので、佇まいだけ見ると実際の年齢よりも大人びて見える。

口調 「わたしが作ったもので誰かが元気になってくれるなら、とっても素敵なことだよね」
「見て見て! ここに咲いてるお花、すごくかわいい色なんだよ」
「あの人のことが気になるのは、わたしが彼に憧れてるから? それとも……彼が、悪魔だから?」

関係性

“アレクセイ”
アレクセイ
憧れの人。テルミニアに来たばかりで右も左もわからなかった異種族の自分を、何の義務も見返りもないのに助けて目的地まで案内してくれた。
この街で暮らしていく決心がついたのも彼の優しさがあったおかげだと感じているので、次に会えたらお礼をしたい。

数ヶ月後に旅から帰ってきた彼に再会してからは友達として話せるようになった。接していると想像通り、もしかしたら想像していた以上に優しい人かもしれないと感じる。剣を背負うよりも他に向いている仕事がありそうだけれど、彼がその道を選んだなら応援したいと思う。

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呪いをかけられた彼の姿を目の前にしたとき、今までにないような動悸と高揚感を感じた。人間である彼に憧れる気持ちと、赤い眼の彼を悪魔と認識し惹かれてしまう心の区別がつかなくなりそうで恐ろしい。
魔人の掟に背くことになると悩みながらも、できることなら呪いを解く手伝いをしたいと思っている。
オズマンド
オズマンド
元気で愉快なお友達。よく怪我をして薬草を買いに来てくれるお客さんでもある。
彼の言動や笑顔を見ていると、本当に何があっても大丈夫な強運の持ち主なんだろうなと感じられてちょっとだけ羨ましい。
お菓子をお裾分けすると毎回すごく美味しそうに食べてくれるので、嬉しくてまた作りたくなる。
リリアーヌ
リリアーヌ
さらさらの髪の毛にすらりとした手足、とびきり綺麗な容姿をした本物のお嬢様。まるでおとぎ話のお姫様が現実に現れたようで、本当にこんな素敵な女の子が存在するんだと感動している。
話すときはつい緊張してしまうけれど、せっかく出会えたからにはお友達になりたいので勇気を持って話しかけに行っている。機会があればお茶に誘ってみたい。
エレノア
エレノア
小さくてふわふわした可愛い女の子。エレノアの前ではお姉さんらしくありたくてちょっと張り切ってしまう。
遠くから一人で旅をしてきた彼女の意志の強さをとても尊敬している。
フレデリック
フレデリック
穏やかで素敵なお兄さん。男の人なのは分かっているけど、会話していて性別の違いを感じることがない不思議な相手。
聖職者としての治癒の力を持っているだけでも凄いことなのに、怪我をしていない人さえも美味しい料理で笑顔にしてしまう奇跡みたいな人。
僕はそんなにいい人じゃないよなんて本人は言うけれど、きっと今までに数えきれないくらいの人を元気付けてきた彼は間違いなく素晴らしい人なので、もっと自信を持ってほしいと思っている。